速さや効率が当たり前になった今、ものづくりにかける時間そのものに、
意味が生まれていると感じています。
誰が作り、どんな手を経て、どんな思いで仕立てられたのか。
それが想像できる服は、ただ身にまとうものではなく、
作り手と使い手の
つながりを感じさせてくれます。
大量生産では省かれてしまう工程や、手間のかかる仕立ては、特別さを誇る
ためではなく、
長く着続けてもらうためのもの。
流行や消費の速さから少し距離を置き、
日々の暮らしに自然と馴染んでいく
こと、そして自分が自分らしくいられることを大切にしています。
服を消費するのではなく、時間とともに身体に馴染ませ、手入れをしながら
付き合っていく。そんな関係を結べる一枚でありたいと考えています。
滋賀県内をはじめ、主に日本国内で丁寧に作られ、伝統的な織機で効率を追い求めずゆっくり織られた風合いのある生地を使用しています。時間をかけ、一つの布に向き合いながら大切に織ってくださる方がいて、 その積み重ねの先に私たちの洋服づくりがあります。
布地の裁断は、基本的に一枚ずつ手作業で行います。生地の織り目を整え、ゆがみなどを修正して裁断することで、 繰り返し洗濯をしても型くずれしにくいものに。 日常着として長い間着ていただくため、数ミリのわずかなずれにも気を使いながら布を裁っていきます。
現代の縫製工場では、一人がある部分だけを縫い、複数人の流れ作業で一枚のシャツを縫い上げる大量生産が主流ですが、 COMMUNEは、一人が一枚のシャツを縫い上げる「丸縫い」で制作しています。 袖を通す立体的な体をイメージしながら、着心地の良いシャツを縫い上げます。
最後にボタンを通す穴を開け、一つずつ手でボタンを付けます。 ボタンを留める・外すという動作は日々の繰り返しだからこそ、丈夫な作りを大切にし、生地選びからデザイン、 裁断、縫製、完成まで、一つ一つの作業を丁寧に積み重ねることで、長く着られる心地のよい一枚のシャツが仕上がります。
【製品の修理について】
長い間着ていただくと、肌とすれやすい首回りや衿、袖やカフスなどに痛みが出る場合があります。
製品の修理を承りますので、お気軽にお問い合わせください。落ちない汚れや色あせが気になる場合もご相談ください。
※修理は、内容に応じて有料となります。